七夕

 

・たなばたの由来
・七夕伝説について
・笹を使う理由
・笹飾りについて
・たなばたさまの歌詞の説明

などを子どもたちに分かりやすい言葉で紹介しています♪

 

 

 

 

たなばたってなぁに?


七月七日に、みんなの幸せや、ありがとうの気持ちをお星さまにお祈りする、昔からあるお祭りだよ。

七夕の夜には、夫婦である織姫と彦星が、年に一度天の川を渡って会える日、とも言い伝えられているよ。

 

 

織姫と彦星のお話は知っているかな?


昔、働き者の織姫という女の人と彦星という男の人がいたよ。
でも二人が仲良くなってからは、遊んでばかりで仕事をしなくなっちゃったんだって。
それに怒った神様が二人を天の川で分けて離れ離れにしたんだよ。
二人はとても悲しんで、ますます仕事が出来なくなったんだって。
それを見た神様は、真面目に仕事をするならと、二人を年に一度だけ会えるようにしてくれたんだ。

お仕事をせずに遊んで、みんなに迷惑をかけちゃったんだね。
一度は怒られてしまったけど、頑張って何かに取り組めば夢は願いは叶うんだよ。

 

笹が使われるのはなぜ?

笹には悪いものから守ってくれる力があったり、竹の中に神様が居ると言われていたよ。
笹の葉のサラサラとした音は、神様に願い事を届けてくれるんだって。

五色の短冊って?
短冊は、文字や習い事が上手になるようにお願い事を書いていたよ。
昔は緑、赤、黄、白、黒の5色が使われていて、この5色がそろう事で悪い事から守ってくれるという意味があったんだよ。


笹飾りの意味って?

神衣(かみこ)
着物の形をした飾りのことだよ。
着物は機織りで作られるものだから、【針仕事が上手になるように】飾られているよ。
また、【子ども達が病気にならず元気に育つよう、悪いものから守って貰えるように】という意味もあるよ。

網飾り
【たくさんの魚が捕れるように、食べる物に困りませんように】
【幸せが網にかかるように、幸運を集められるように】という祈りが込められているよ。

 

 

たなばたの歌詞に出てくる言葉って?

 

【のきば】

「軒端」と書き、文字通り軒の端っこという意味で、屋根の端。

 

きんぎんすなご

星々が光り輝いている様子。すなご(砂子)とは金箔や銀箔を細かい粉にしたもの・

 

【五色(ごしき)の短冊】
中国の五行説にあてはまる五色で、緑・赤・黄・白・黒をいう。
実際の短冊では、黒は縁起が悪いので「紫」が用いられている。

 

 


七夕は、織姫と彦星の年に一度の再会を願う行事であるとともに、豊作や守護を神に祈る行事でもありました。
願い事をするときは、近親者の長寿や無病息災、手仕事の上達などを願うのが一般的です。
また短冊の色にあわせてさまざまなお願いをしてみると良いでしょう。
七夕の意味を子どもと話しながら七夕飾りを作ると、子どもも七夕をより深く理解できます。
織姫と彦星の伝説はポピュラーですが、それ以外にも意味があることを伝えながら、楽しく七夕の夜を過ごしましょう。

 

 

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